2018年1月9日、日本テレビ系列『ザ!世界仰天ニュース 世界でとんでもない事が起きている!危険な食べ物&有名事件の真実!2018年新春4時間スペシャル!』ではタイ出身美女のラタナポン・カラヤサイさんが特集されます。
出典:https://nextshark.com/
最初は虫歯だと思っていたでしたが、死亡率約46%の口腔ガンが判明して4ヶ月後に顔が変貌しながらも韓国で出会った彼氏のユ・チャンウさんから治療費や娘と共に心を支えられながら、ある行動が世界話題になった顛末について当たり障りなく紹介してみたいと思います。
番組スタッフは2017年4月に取材をしていたようです。
タイ東北部の町、サコンナコーンに住んでいるラタナポン・カラヤサイさんは、シングルマザーで1人娘をタイの実家に残して韓国で生活しながら出稼ぎをしていた時に口腔ガンに見つかることで話は進んでいきます。
ラタナポン・カラヤサイさんの思いを尊重して画像や動画において気分を悪くされる方もいるかもしれませんが、そのままの状態で掲載させていただきます。
海外の記事ではラタナポン・カラヤサイさんではなく、ジェニー・ヨー(Janie Yoo)という名義で掲載されています。
WIKIPEDIAより詳しい?ラタナポン・カラヤサイのプロフィールと経歴・学歴
出典:http://thairats.com/
名前 | Rattana Pornkalai Sai(ラタナ・ポンカライ・サイ) |
タイ語表記 | รัตนาพรหมัยสาย |
別名義 | Janie Yoo(ジェニー・ヨー) |
生年月日 | 1989年??月??日 |
没年月日 | 2017年8月24日 午前0時10分 |
出身地 | タイ |
血液型 | ??型 |
身長 | ??cm |
体重 | ??kg |
スリーサイズ | B?? W?? H?? |
カップサイズ | ?? |
出身高校 | |
出身大学 | |
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https://www.facebook.com/jenie.yoo |
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2015年某月、韓国・ソウルにタイの田舎で貧しい生活をしてる家族の為に1年前から出稼ぎに来ていたラタナポン・カラヤサイさんは韓国で生活をしながらレストランなどで働きながら仕送りをしていました。
10代で結婚して16歳の頃に1人娘のウィッパーワンさんを生まれてから離婚してシングルマザーのラタナポン・カラヤサイさんは、毎日欠かさずにタイに残してきた娘に電話をしていました。
ラタナポン・カラヤサイさんの全てを受け入れてくれる韓国人男性のユ・チャンウさんと出会い、ラタナポン・カラヤサイさんは結婚して娘と一緒に暮らすことが夢でした。
2015年11月のある日、前歯のわずかな痛みが気になったラタナポン・カラヤサイさんは、翌日に歯科医に行くと専門病院で検査をすることを勧められて悪性腫瘍が見つかりました。
ラタナポン・カラヤサイさんに見つかった悪性腫瘍とは口腔ガンの1種で上顎歯肉ガンで医師から一刻も早く手術を行うことを勧められました。
※上顎歯肉ガンは初期でも化学療法よりも腫瘍を取り除く手術になることが多く、顔の変形する可能性がある
ラタナポン・カラヤサイさんは治療に専念する為に、タイに帰国して病院に診察を受けると医師から手術を勧められるも出稼ぎから帰ったばかりで生活するので精一杯のために手術費用がすぐに用意できないことを打ち明けました。
すると、医師から「30バーツ医療保障制度*」を提案されてすぐに申請をして受理されたが登録が完了するまで数ヶ月かかると言われ、その間は自費で抗ガン剤の治療を開始しました。
※30バーツ医療保障制度とは、2002年から一度に30アーツ(約100円)でどんな治療も受けられるが、受けられる病院や地域が限られている
1回の抗ガン剤治療かかる費用は約9万バーツ(約30万円)でしたが、韓国人男性の彼氏のユ・チャンウさんが定期的に治療費を送ってくれたのです。
ラタナポン・カラヤサイさんは抗ガン剤の影響で髪の毛が抜けてしまい、ウィッグや帽子を着用して隠しながら治療を始めて4ヶ月後・・・腫瘍が皮下組織や口の中まで増殖して右頬が腫れ上がるだけでなく、右頬・頭の激しい痛みにも苦しんだそうです。
その後、医師から手術は難しいと診断されながらも諦めなかったラタナポン・カラヤサイさんは、鼻から出血しながらも抗ガン剤治療を続けていたところにようやく30バーツ医療カードが登録が完了しました。
写真を撮る時は、顔の膨らみを隠すようになったラタナポン・カラヤサイさんでしたが、仕事の合間に韓国人男性の彼氏のユ・チャンウさんはタイに向かい、変形した顔や短い髪になってもラタナポン・カラヤサイさんを変わらずに愛したそうです。
1人娘のウィッパーワンさんも母親のラタナポン・カラヤサイさんを明るく励まし、母親のそばを離れなかったそうです。
ラタナポン・カラヤサイさんは「どんな姿でもいい、幼い娘や遠くに離れた恋人に病気と闘う姿を覚えていて欲しい、自分のように苦しんでいる人が増えないように口腔ガンをもっと知ってもらいたい」という思いから抜け落ちた髪も膨れあがった顔も隠さずにFacebookに投稿を始めました。
するとラタナポン・カラヤサイさんの投稿に世界が注目を集め、仰天ニュースのスタッフも2017年4月に取材を行い、現在の進捗状況や漢方を使った治療をしている事、実家が営む商店の手伝いをしていることを語っていました。
取材中の時も1人娘のウィッパーワンさんは、ラタナポン・カラヤサイさんのそばを離れずにが明るく振る舞っている姿やラタナポン・カラヤサイさんは「彼と結婚して娘と3人で暮らしたい」という自身が命の限りの中で遠い夢になってしまったせいか言いながら涙を流していました。
2017年7月、韓国人男性の彼氏のユ・チャンウさんの申し出によりラタナポン・カラヤサイさんの「彼と結婚して娘と3人で暮らしたい」という夢が叶いました。
ここまで、呼んでいただいた方はお気づきかもしれませんが・・・1ヶ月後の2017年8月24日、午前0時10分にラタナポン・カラヤサイさんは息を引き取りました。
出典:https://www.facebook.com/
ラタナポン・カラヤサイの命を奪った口腔ガンとは?
口腔ガンとは、「口蓋ガン・舌ガン・口唇ガン・頬粘膜ガン・歯肉ガン・口底ガン」の総称で口腔ガンの原因は主に
- 飲酒や喫煙などの生活習慣
- 虫歯の放置や口の不衛生
ですが、日本での口腔ガン死亡率は約46%で、胃ガン(約38%)、乳ガン(約19%)よりも高く、先進国の口腔・咽頭ガン死亡者数は日本は年々増加傾向だけでなく、認知度の低さもあるせいかガン検診の項目に口腔ガン検診が含まれていないケースも多いそうです。
口腔ガンの初期症状は、口内炎と間違えやすくて痛みがないこともあるために発見された時には進行していることも多い。