日本テレビ系列『マツコ会議』では、2018年11月3日に15時をもって惜しくも大盛りメニューで「スペカツ」の愛称で親しまれるスペシャルカツカレーが親しまれてきた鳥取市緑ケ丘1丁目にあるマスター・谷口昌さんが経営する洋食レストラン「べるしい」が約40年の歴史に幕を下ろす瞬間に潜入します。
店主おすすめのスペシャルカツカレー大盛りなどほとんど一人で料理を作っており、家族も店に駆けつけて感謝の気持ちにスタジオスタッフが号泣してしまったデカ盛り有名店「べるしい」閉店の瞬間とさらに掘り下げたVTRについて当たり障りなく紹介してみたいと思います。
マスター・谷口昌の洋食レストラン「べるしい」のおすすめのスペシャルカツカレー大盛りは有名だった
出典:https://twitter.com/
モンゴル・ウランバートル市出身で伊勢ヶ濱部屋所属の最高位が大関だった照ノ富士関が鳥取城北高等学校に留学していた頃に後輩の逸ノ城関とともにレストラン べるしいで大盛りメニューを食べていたこともあるそうです。
オーナーは鳥取市出身の谷口昌さんは高校卒業後、京都で大学生活を送っていた時に飲食店でアルバイトをした経験から「自分のペースで仕事ができる」と飲食業を志すようになりました。
鳥取市に戻ってからは、洋食店や洋菓子店などで修業を経て、1979年7月に独立して当初は、鳥取駅近くのビル2階の飲食店街(鳥取市栄町606)で店を始めていたが、2008年11月に移転して鳥取市緑ヶ丘1-11-11の場所で営業。
店名「べるしい」は「食べる」と「おいしい」から名付けています。
2013年11月に㈱鳥取カレー研究所が発行された「TAJIMAHARUO通信」で紹介されていたスペシャルカツカレー大盛りの内容は、10種類以上のスパイスをブレンドしたフルーツでまろやかさを出したルーが1ℓ、ライスが4合と豚ロースカツ2枚という構成で移転前の方が量が多いという人もネットに見受けれました。
移転する前に使っていたお皿ではルーが足りないと言われる事が多かったので現在の深皿になりました。
カレールウは、マスター・谷口昌さんがコックになった時に教わったレシピをそのまま使っており、全国のデカ盛ブロガーを唸らせるデカ盛メニューが提供されていました。
閉店時の”スペカツ”ことスペシャルカツカレー大盛りはライス6合、豚ロースカツ250グラム、ルーは800グラムで総量は約3キロある解説されていました。
マスター・谷口昌が家族と本当の退職祝いとメッセージに感動、そして「お疲れ様でした!」
マスター・谷口昌さんには姉・兄・妹の3人の子供がいます。
番組内でも退職祝いに対して
息子が「世界一美味しい料理を作ってくれる」
娘からは「子供3人を大学まで出させてもらえて独り立ちできるまで父親の腕で支えてくれたことは感謝している、これから外の世界を楽しんでほしい」
というコメントを贈られていましたが、オーナーで父親の谷口昌さん「もっと早くに言って欲しかった」というお茶目な返し方でしたね。
洋食レストラン「べるしい」には、管理人は、行ったことはありませんが・・・閉店の瞬間を観て感動させられました。長い間、お疲れ様でした。
Instagramで退職祝いの動画とメッセージを見つけましたので、紹介させていただきます。
私たち家族のお店を今まで支えて下さった皆様、本当にありがとうございました。 . 閉店最終日には全国放送の収録と言う、一生に一度あるかないかの取材も入り、家族一同本当に思い出に残る日となりました。 . この日は閉店後、家族のみで外食をしたのですが、ビールグラスを左手に、箸を右手に持ちながらウトウトする父。 いつもは お父さん起きて! と言う所ですが、満場一致で『もうこのまま寝かせてあげよう』 . . 自宅のリビングには多くのお客様から頂いたお花やギフトが山のように積まれ、それを開封する暇もない、寝る暇もなかった父ですが、ようやく人らしい生活を取り戻しつつあります。 相変わらずうたた寝は毎日してますが。 . . 先日帰省した際、父を誘ってお墓参りに行った際、父はお墓の前で涙を流していました。 . 手を合わせて 『やっと終わったで。』 と一言。 . 『べるしい』で生前働いていた祖父母と、そして母への報告をやっと出来たと言っていました。 . 本当なら、母と二人でこの達成感を感じ、これから母と二人のゆっくりとした人生が待っていたのだろうなと思うと、何とも言えない感情が込み上げました。 . . 兎にも角にも、お客様にはもちろん感謝していますが、やはり腕一本で私たち子ども3人とも奨学金無しで四大まで行かせてくれたこと、母が病気になったとき、夫として父として店主として踏ん張ってくれたこと、私たち子どもが手を離れた後も惜しみなく適度に支援してくれること、その背中をもって多くの事を教えてくれた父、それを生涯支え続けた母に感謝です。 これからも、たくさん学ばせてもらいます。 . .
https://www.instagram.com/から引用