2018年8月15日、山口県周防大島町で8月12日から行方不明になっていた2歳の男児・藤本理稀(よしき)くんを無事保護した事で捜索のボランティアに来ていた大分県日出町の第一発見者・尾畠春夫さんが時の人として注目をされています。
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山口県周防大島町の曽祖父宅に12日午前に帰省してから曽祖父宅から約400m離れた海岸に海水浴に行くために祖父と兄の3人で出発して1人だけ引き返して行方不明になってから発見された場所や尾畠春夫さんについて当たり障りなく紹介してみたいと思います。
山口県周防大島町の2歳男児・藤本理稀(よしき)くんの行方不明から発見までの顛末
8月12日午前10時半頃、祖父・正憲さんと兄の3人で一緒に海に行く途中にTシャツと海水パンツを着用してサンダルをはいていた2歳の男児・藤本理稀(よしき)くんが「海に行きたくない」とぐずりだし、祖父は1人で帰らせたそうです。
その5分後に母親・美緒さんや他の兄妹が祖父たちに合流した時に歳の男児・藤本理稀(よしき)くんに出会うことはなかった事から行方不明が発覚し、警察は消防あわせて連日、約150人体制で2日半捜索するも見つからず、猛禽類にさらわれたという悲観論も浮上。
8月12日~14日は山口県周防大島町は晴れの日が続いて最高気温は約34度で最低気温は約24度と熱中症になる危険も高い状況でした。捜索では・・・
- 小型無人機ドローンで池の場所を一つ一つ確認
- 周防大島町の屋外の公共用スピーカーを使って「よっちゃーん、お母さんだよ。いたら返事して」と呼び掛けた
- 側溝や斜面の下、井戸や空き家など捜索
- 警察犬も導入
など活用している。
広島県でのボランティアを終えて一時帰宅していたところ報道を見て14日午後、捜索ボランティアとして現地に尾畠春夫さんが駆けつけました。
2018年8月15日、午前6時半から尾畠春夫さんも藤本家族に「私が抱きしめて直にお渡しします」と約束し捜索を開始。
理稀ちゃんの名前を叫びながら捜索を開始して20分後に尾畠春夫さんは、曽祖父の家の北側にある山を700mほど登っていた時に沢の苔むした岩の上に座っている2歳の男児・藤本理稀(よしき)くんを発見。
行方不明になっていた2歳の男児・藤本理稀(よしき)くんの発見場所と発見後の尾畠春夫コメントは?
2歳の男児・藤本理稀(よしき)くんの発見場所
行方不明になっていた2歳の男児・藤本理稀(よしき)くんの発見場所は、帰省していた曽祖父宅から北東約560mの山中の沢周辺で発見されました。
出典:https://saisin-news.com/
発見された現場の山中はミカン畑の上にあり、木や草が生い茂った状態で地元住民はなかなか立ち入らない場所だそうです。また、山中には地元住民も知らないため池が点在していた模様。
2歳の男児・藤本理稀(よしき)くん発見後の尾畠春夫のコメント
2歳の男児・藤本理稀(よしき)くん発見した時のコメント
一瞬、心臓が止まりそうな感じがした。近づいて、”頑張ったね”と言って、飴の袋を取り出したら、袋ごと取って手を突っ込んで開けようとした。
自分では破れなかったから、開けて渡してあげたら口に入れて、途端にガリガリと噛んだ。
この声の出し方、飴玉を袋ごと取って口に入れる様子を見て、これは大丈夫だなと思った
2歳の男児・藤本理稀(よしき)くん警察に渡さなかった理由
家族に「私が抱きしめて直にお渡しします」と約束して捜索をしていた尾畠春夫さんは下記のコメントを残している。
口約束も契約。警察が”渡してください”と来たけど、”イヤです”と言った。言うたことは守る。
なんぼ警察が来ようが、大臣が来ようが関係ない。理稀ちゃんの顔を見せたときは、お母さんはもう声が出なかったな。あの嬉しそうな顔は、一生焼き付いて離れんだろうな。
人の命って重いから、何かお手伝いさせてもらえいたいなと思って参加した。尊い命が助かってよかった。「おいちゃん、ここ」と言った時は嬉しかった