2016年10月11日、TBS『マツコの知らない世界』では「マツコの知らない格安航空LCCの世界」をテーマに「世界一多くの航空会社の飛行機に乗った」ギネス記録を持ち、年間100回LCCに乗る飛行機男・チャーリィ古庄さんが出演です。
出典:https://www.facebook.com/matsuko.sekai/
東京 – 大阪間が4,000円以下、大阪 – 札幌間が5,000円以下にマツコ・デラックスさんも驚き、ジェットスター、ピーチ、バニラエア、Spring Japanの現職CAさんが趣向を凝らすサービスなどをプレゼンした内容と旅客機専門の写真家でありながら軽飛行機の操縦資格も保持しているチャーリィ古庄さんについて当たり障りなく紹介してみたいと思います。
世界で最も多くの航空会社に搭乗したチャーリィ古庄のギネス記録とは
チャーリィ古庄さんは自身のプロフィールを「搭乗したエアラインが200社以上、訪れた空港が500以上」とメディアなどに伝えていたそうですが、誰かに証明されていないこときっかけにギネスを調べたそうです。
ギネス記録の中に「搭乗したエアラインの数」というものがあり、108社のギネス記録を所持していたニュージーランドの人を見てチャーリィ古庄さんは「あれ、オレのがぜんぜん上じゃん」と思い、資料を揃えて申請する気になりました。
実際に200社以上に乗っているそうですが、ギネスに認定された数は156社でした。
チャーリィ古庄さんがギネス記録に申請したルールの中に
- 飛行機に乗った時の搭乗券ちゃんと自分の名前が入っている事
※航空会社によっては搭乗券に名前を印字がなかったり、ヨーロッパで乗った小さい航空会社では搭乗券など発券しない会社もあるそうです - チャーター便や個人経営の航空会社は認定しない
- 大手航空会社でも親会社から分かれてローカル路線などを運航しているグループ会社は1社とカウント
それにしても、認定された数が156社は凄いと思います。貨物便専門とかチャーター便専門の会社も入れてエアラインの数は世界に1100~1200社ほどあるらしく、グループ会社を1社にすると約400社くらいあるそうです。
LCC(Low Cost Carrier:格安航空会社)とは?
世界中の主だった航空会社が加盟する団体「IATA(International Air Transportation Association)」がカルテル(お互い競争を避けて利益確保のために協定を結ぶ)や新規航空会社の参入を制限していた中で1966年、ロンドン・ガトウィック空港を本拠地にしているレイカー航空がLCCの原型となる格安チャーター便を活用しました。
※無料で預けられる荷物の重量を少なくして燃費の向上を図ってコストを抑えた分をチャーター料金に反映させていました
規制緩和による新規参入航空会社で唯一の株式上場会社だったスカイマークエアラインズ株式会社(現・スカイマーク)が1998年9月19日に羽田 – 福岡線で運航を開始し、日本初のLCCを立ち上げたのは、2012年3月にANAホールディングス株式会社を筆頭株主に持ち、関西国際空港を拠点にしているPeach・Aviation株式会社(ピーチ・アビエーション)になります。
国内線のLCC(Low Cost Carrier:格安航空会社)
- Peach (ピーチアビエーション)
- Skymark (スカイマーク)
- Jetstar (ジェットスター・ジャパン)
- Vanilla air (バニラエア)
- Spring Japan(春秋航空日本)
国際線のLCC(Low Cost Carrier:格安航空会社)
- Scoot (スクート)
- Jetstar (ジェットスター)
- Air Busan (エアプサン)
- Jin Air (ジンエアー)
- Jeju Air (チェジュ航空)
- T’Way (ティーウェイ航空)
- Eastar Jet (イースター航空)
- Spring Air (春秋航空)
- Cebu Pacific Air (セブパシフィック航空)
- Air Asia (エアアジア航空)
LCC(Low Cost Carrier:格安航空会社)のメリット
正規運賃より驚くほど低価格
機内食や飲み物、機内誌や新聞などの機材サービスをすべて有償化や旅行代理店や電話窓口を使わず自社のWEBサイトでチケットを購入するなど航空券販売コストの削減により低価格を実現させています。
※電話窓口経由で予約する場合は、別途手数料がかかるようです
大手航空会社の正規運賃の約30%から半額ほど値段が下がります。
機材が新しい
古い機材を使用していると燃費が悪く、故障リスクも高くなり、最終的には運用コストが高くなるために、燃費の良い機材の導入を務めているそうです。
燃油サーチャージが割安
燃油サーチャージの考え方はLCC(格安航空会社)によってさまざまですが、燃油サーチャージが運賃に含まれていたり、徴収されても大手航空会社より割安なことが多い。
最低滞在日数、最大滞在日数などの制約がない
片道ベースで料金設定されているため。
LCC(格安航空会社)のデメリット、安全性は?年間100回LCCに乗る飛行機男・チャーリィ古庄さんのプロフィールが気になる方 続きは次へ