2016年10月22日、日本テレビ系列『世界一受けたい授業』ではアップル創業者のスティーブ・ジョブズが瞑想の実践者としても有名ですが、脳の疲労を回復させるマインドフルネス!1日たった10分やるだけで効果がある体操を教えに久賀谷亮先生が出演です。
出典:http://courrier.jp/
世界的に有名な企業や経営者・アントレプレナーたちもマインドフルネスを取り入れ始めている理由や日本の国立がんセンターにて乳がん患者グループ療法を創設などイェール大学で学び、科学的な脳の休め方をまとめた著書を発刊している久賀谷亮先生について当たり障りなく紹介してみたいと思います。
Wikiより詳しい?久賀谷亮のプロフィール
出典:
名前:久賀谷 亮(くがや あきら)
生年月日:19??年??月??日
出身地:―
血液型:―型
出身高校:―
最終学歴:広島大学 医学部 → イェール大学医学部精神神経科
趣味:トライアスロン
資格:日・米医師免許
Facebook:https://www.facebook.com/akira.kugaya.7
コミュニティサイト(コラム):びびなび連載中のコラム「こころにまつわるおはなし。」
ホームページ:http://www.thmedical.org/
経歴・肩書き
- アメリカ神経精神医学会認定医
- 元 Kaiser Permanente パートナー
- ロングビーチ・メンタルクリニック常勤医
- Harbor UCLA 非常勤医
- Del Amo Hospital コンサルタント
- アメリカ精神医学会会員
高校生の時、地元の歯科医師の講演で聞いた「鬼手仏心」という言葉に医師への道に進むことを決意して広島大学 医学部に進学し、卒業後はイェール大学医学部精神神経科に留学。
日本で臨床や精神薬理の研究に取り組んだ後、イェール大学で先端脳科学研究に携わり、臨床医としてアメリカ屈指の精神医療の現場に8年間従事しました。
2010年、アメリカ・ロサンゼルスのトーランス市にて「TransHope Medical(くがやこころのクリニック)」を開業し、最新技術と先端医療の導入と同じくらい思いやりとケアの心が大切であると心がけ、地区に住む人々の心の問題に向き合っています。
※ロサンゼルス郡で開業している日本人の精神科医は久賀谷亮さんのみだそうです
2016年7月29日にダイヤモンド社から『世界のエリートがやっている最高の休息法 脳科学×瞑想で集中力が高まる』を出版して2016年10月現在で10万部を突破。
※7パターンの休息方法が紹介されています
出典:https://www.amazon.co.jp/
受賞歴
- Lustman Award(イェール大学精神医学関連の学術賞)
- NARSAD Young Investigator Grant(神経生物学の優秀若手研究者向けの賞)
脳は「何もしない」でも勝手に疲れている?
アメリカの医療では、脳を1つの臓器として扱い日本と違って薬物治療を避けられる傾向があるそうです。先端脳科学の成果からTMS磁気治療などの技術革新により副作用のある薬に頼らなくてもよくなってきているそうです。
他にもカウンセリングの分野では第3世代認知行動療法といった最新トレンドが生まれ、ただのリラクゼーションとは根本的に違う脳科学を取り入れた瞑想が脳によい変化をもたらすことが実証的に確認されています。
ちなみに脳は体重の約2%の大きさですが、消費エネルギーは身体の全エネルギーの20%を使用しているそうです。この脳の消費エネルギーの大半は、デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)※という脳回路に使用されているそうです。
※内側前頭前野、後帯状皮質、楔前部、下頭頂小葉などから構成される脳内ネットワーク
ぼーっとして意識的な活動をしていない時でも脳はアイドリング状態でデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)は働き続けているために疲れが取れないという現象が起こることがあるそうです。
SIY(Search Inside Yourself)というマインドフルネス研修を社内の仕組みに取り入れているGoogleやFacebook、シスコ(最大手ネットワーク機器会社)、パタゴニア(アウトドアウェア製造・販売)、エトナ(大手医療保険会社)と様々な企業でも導入されて効果が実証されつつあるそうです。
- マーク・ベニオフ(セールスフォース・ドットコム会長兼CEO)
- ジェフ・ウェイナー(リンクトインCEO)
- ジョン・マッキー(ホールフーズ共同CEO)
- エヴァン・ウィリアムズ(ツイッターなどの創業者)
- マーク・ベルトリーニ(エトナ会長兼CEO)
- スティーブ・ジョブズ(アップル創業者)
上記の起業家たちもマインドフルネス(瞑想)の実践者だそうです。
マインドフルネスを継続することで疲れを取り除けるだけでなく、疲労が蓄積しづらい状態の脳をつくることが出来るようです。注意することは疲れたから回復の充電を繰り返すような方法では「最高の休息法」の真の目的とは言えません。
睡眠テスト
過去1ヶ月に3回以上経験したものをチェックしましょう
1:寝付きが悪く、なかなか眠れなかった
2:夜間、途中で目が覚めた
3:希望起床時刻より早く起き、もう眠れない
4:昼寝を含めた総睡眠時間が足りなかった
5:睡眠時間の長さに関わらず、質が悪かった
6:日中、活動時間に気分が悪かった
7:活動などが停滞した
8:日中にも眠気があったこれらの質問に4つ以上該当した場合は、睡眠に対する意識を改めたり改善する必要があるそうです。
http://www.sbmseminar.org/から引用
久賀谷亮が唱える最高の休息法とは?
マインドフルネスを実践する時は、体の呼吸を意識今この時だけを意識することが大事だそうです。
マインドフルネスの効果は?
うつ病の予防効果
集中力、注意力、生産性の改善
副交感神経、免疫力を高める
慈愛・感謝・ストレス耐性などポジティブな感情を育てる
自己へのとらわれを減らす
考えすぎ、雑念を減らす
睡眠の改善
脳の疲労をとる
脳機能の改善、容積の増加
自己発見
など