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富久信介/脱線事故で逝った20年後のラブレターの真相がヤバイ

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日本テレビ系列『ザ!世界仰天ニュース 4時間スペシャル』では「おデブ男子がイケメンに仰天チェンジ&衝撃事件15連発スペシャル」と題して、2000年3月8日、東京の地下鉄日比谷線で起こった脱線事故によって引き裂かれた高校生の男女エピソードが披露されます。

 

互いに名前も知らない状況で彼(富久信介)は、彼女を痴漢から守り、彼女もいつしか彼に淡い恋心を抱いて・・・20年後の今年1通の手紙(ラブレター)から感動の奇跡が生まれた「20年間心にしまっていた真実」について当たり障りなく紹介してみたいと思います。

ヒーローが亡くなった脱線事故と彼女との出会いと別れ

「営団日比谷線中目黒駅構内列車脱線衝突事故」とは、2000年3月8日午前9時1分頃、帝都高速度交通営団(現・東京メトロ)が運営する営団地下鉄日比谷線において発生した列車脱線事故で傷者63名、東武側車両の6両目(モハ23852)に乗車していた乗客5名が亡くなった事故です。

特別措置法に基づく緊急事態宣言を全都道府県に拡大でしたが、2020年4月下旬の早朝、井上尚弥さんら世界王者を送り出してきた元プロボクシングWBC、WBA世界ミニマム級王者だった大橋ジムの大橋秀行会長のSNSにメッセージが届いたのが事の始まりでした。

コロナの影響でラスベガスで予定日されていたWBA IBF WBO世界統一戦井上尚弥VSカシメロの試合が延期になった事でアメリカ側カシメロ側の情報を収集していた大橋秀行会長は、自分の誕生日と富久信介さんが脱線事故で亡くなった日が同じだった事から富久信介さんとの思い出をSNSに載せたそうです。

すると・・・

「なんとなく、富久くんのことを思い出し、辿り着きました。遺族の方に、お伝えしていただけるなら、お願いしたいのですが。ほぼ毎朝、彼と同じ車両にいた、当時の女子高生です。私と同じドアから乗るようで、いつもカッコいいなと思ってました。何度か痴漢されるのを彼が守ってくれました。とても優しい、話したこともないけど優しさをむけてくださった方、本当に感謝してます。ありがとうございました。報道される写真を見て腰を抜かし、事故のあと、間違いであってほしいと、いつも車内で探しました。どうしても会えなくて、でも現実を受け入れるまで、たくさん泣きました。私のような、友達でもなんでもない、ただ同じ電車でよく会うだけの存在だった者にも優しかった富久くん、本当にありがとうございました」
https://www.instagram.com/から引用

相手は当時、富久信介さんに痴漢からいつも助けられていた女子高生だったそうです。

当時の富久信介さんは、私立の中高一貫高校で、開成、武蔵と並び「御三家」の1つとして有名な麻布高校に通っていた1年生で大橋ジムの練習生としてプロボクサーを目指していました。

中・高ではボクシングだけでなくサッカー、ラグビーに熱中していた富久信介さんは、高校にボクシング部がなかったことから自身で創部に尽力し、プロボクサーを目指しながら勉強も怠らず文武両道だったそうです。

また、富久信介さんの性格は、父・邦彦さん、母・節子さん曰く「武骨でシャイでプライドが人一倍高く、口数の少ない」だそうで、友人がイジメられると相手が上級生でも殴り合いのけんかで守るほどの自分の大事な人、愛するものは全力で守る人だったようです。

当時、お互い名前も知らず毎朝電車に乗り合わせる彼女を何度も痴漢から守っていたのも、時間も車両も合わせていたのだと思います。

胸の内は知るよしもありませんが、もしかすると、富久信介さんの初恋だったのかもしれませんね。

そうして、2000年3月8日・・・。

富久信介さんは期末試験最終日で、2時限目からの登校だった事により時間を遅らせて日比谷線に乗ったことで脱線事故に巻き込まれてしまい、2人は引き裂かれてしまいます。

報道に衝撃を受けた彼女は「間違いであってほしい」と連日、車内で彼を探し続けたそうですが、彼女の知らない間に、葬儀では、ボクサーとしての引退と人生からの引退を意味としてテンカウントが鳴らされました。

富久信介さんの性格なら多くの人に好かれていたと思います。

管理人もどんな人なのか調べていくうちにメチャクチャ格好いい、ヒーローだと感銘していました。

大橋ジムの大橋秀行会長は、富久信介さんの生きた証しとして「富久信介杯」を創設したり、2004年6月に大橋ジムの先輩・川嶋勝重がWBC世界スーパーフライ級王座を獲得した時、「リングに上がりたいだろうから」と、トランクスに富久信介さんのイニシャル「S・T」を入れていたそうです。

 

 

 


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